博多っ子も観光客も
ふらりと立ち寄れる
店を目指して
西野 正康 さん
ロサンゼルスダイナー・
ニューヨークシティダイナー店主
西野さんの地元はどちらですか?
地元は生まれも育ちも福岡市南区です。店を始めるまでは、川端商店街には縁もゆかりもない生活をしていました。通ったこともなかったんやないかな?(笑) もちろん、有名なので存在は知っていましたけど、そこで商売をするようになるとは思ってなかったですね。
商店街に店を構えたきっかけは?
知り合いの紹介ですね。元々、今『ニューヨークシティダイナー』がある場所で店を開いていた人が退去するんで、その後に入らないか?と。実際に物件を見てみて、博多川が目の前に見えるし、大きな窓がある雰囲気が良く、すぐ決めました。川端商店街にこだわっていたわけではないので、偶然というか、ラッキーだったなぁと思います。ビルの2Fにある店ですが、川端商店街の中というだけで、来てくれるお客さんもわかりやすいみたいですし。
それで、しばらくは夜楽しめるお店として営業していたんですが、店で出すハンバーガーを昼も食べたいという声が多くなってきたので、「じゃあ昼間も営業する店を出そう」と、同じ商店街の中で『ロサンゼルスダイナー』を始めたんです。『ニューヨークシティ』に来て頂いているお客さんにわかりやすいように、近くの店舗がいいなと思っていまして、またラッキーなことに商店街の1Fにオープンすることができました。今では『ロサンゼルス』の方が来客数が多いほどです。
2店舗とも川端商店街にありますが、この場所の良いところはなんでしょう?
博多が地元ではないですし、店を出した最初のきっかけも偶然なので、僕自身にあまりこだわりは無いんですが、それでもやはり義理人情に厚い人が多いとは感じます。それと、こんなに人が来る商店街も珍しいんじゃないですか? いつも賑わってますからね。あとは、どんたくや山笠の熱気をすぐそばで感じることができるところですね。特にどんたくの時期は、1年で1番忙しいもんね! そういった人出の多い、言わば福岡の顔とも言える有名なイベントに絡めるのも、ここの良いところでしょうね。
最後にお店のことを教えてください。
『ロサンゼルスダイナー』は、朝11時から人気のハンバーガーランチを中心に、サンドイッチやホットドッグ、スパゲティも提供しています。イートイン、テイクアウト、どちらもOKです。『ニューヨークシティダイナー』は、夜18時からゆっくりお酒が楽しめるダイナーとして営業しています。中洲で飲んだ帰りに、アメリカンサイズの「ダイナーバーガー」で締めて帰る方もよくいらっしゃいます。どちらの店も、名物はバンズから手作りしているハンバーガーです。昼も夜も、本場アメリカのハンバーガーが食べたくなった時はぜひ、お越し下さい!