中洲・川端地区に
どっしりと
根をはった活動を
中園 雅彦 さん
行政書士中園雅彦事務所
代表
事務所を川端商店街に構えたきっかけを教えてください
行政書士として独立するにあたり、海外からの渡航客のニーズも視野に入れていましたので、福岡市内の便利な場所での開業を想定していました。そもそも私が行政書士を目指すきっかけとなった「カバチタレ!」という漫画がありまして。その原作者である田島隆さんが、ある講演会で「行政書士は敷居が低く、訪問しやすい場所、例えば商店街などに開業するのが良い」とおっしゃっていたんですね。それがずっと頭に残っていたんです。
とはいえ、物件を探している時は特に商店街にこだわっていたわけでは無いのですが、たまたま今回商店街のなかの物件を紹介してもらえたことは偶然の一致でした。私は出身が大分で、前職は佐賀県の鳥栖市内の勤務だったこともあり、川端商店街のことはほとんど知らない状態でしたが、活気があるとてもいい場所だなぁと気に入り、事務所を構えることを決めました。
川端エリアの魅力は、どんなところだと思いますか?
正直なところ、山笠やどんたくなど全国的に有名なお祭りのことをなんとなく知っているくらいで、まだまだ何も知らない状態なんです。ただ、この商店街はとてもあたたかい雰囲気で、人通りも多く賑わっているところが魅力ですね。中洲も近いので、昼夜問わず活気があるし、こんな場所、全国的にも珍しいんじゃないですか?商売としても、多くの外国人の方が訪れる場所なので、外国人関連の手続きなども多いのではないかと予想しています。これから福岡を訪れる外国人はもっと増えてくるはずですし、私にとってはそこも魅力です。
行政書士とは具体的にどういう仕事内容なんですか?
身近なことでいうと、飲食店、風俗店の営業許可申請、外国人の在留手続きや海外ビザに関するご相談などを受け付けています。例えば新しく店をオープンする時や、外国人のスタッフを雇い入れる時など、許可申請が必要な場合の書類の作成などを行います。そのほかにも業務内容は多岐にわたりますので、官公署や行政機関へ提出する書類のことで、お困りのことがあればいつでもご相談ください。
最後にこれからの展望を聞かせてください
商店街に根付いた行政書士となれるよう、中洲や川端地区に貢献していきたいです。たくさんの出会いを大切に、頑張っていきたいですね。