地域に愛される、子供野球チーム監督
吉田 和史 さん
冷泉少年ファイターズ 監督
趣味 ゴルフ
少年野球チームの監督をされていますが、ご自身も子供の頃は野球少年だったのですか?
野球はやりたかったのですが、私が小さい頃は少年野球のチームはなかったんです。その代わりではありませんが、剣道をやっていました。
監督に就任されるきっかけは何だったのでしょう
息子が冷泉少年ファイターズに入ったことです。前の監督から「後はよろしく」と任命されて。それから18年、野球経験がない分、既成概念にとらわれないで、いいと思う練習方法を取り入れてやってきました。現在では、県代表クラスのチームに成長してくれています。
長く続けてきて、今では自分なりのセオリーもありますが、やはり子供たちのやる気を引き出すことが大切ですね。試合に勝つと嬉しいし、負けると悔しい。何よりも試合に出るのが楽しい。だから子供たちも頑張るんです。現在の部員は40人弱で女子部員もいますが、学年別の大会など、メンバー全員に試合出場の機会をつくっています。
最近の子供たちは「打たれ弱い」と言われています
確かに、「叱られる」という経験は昔の子供より減っているかもしれません。その分、私が憎まれ役を買って出ているというのはありますが、あくまでも子供のためです。要はバランスの問題ですね。甘やかされてばかりでも、厳しいだけでも強くはなれません。私は、この地域の子供たちに、精神的にも肉体的にも強くなってほしいと思っています。小学生にとっては、まだ先のことですが、社会に出たら「自分なりに頑張ればそれでいい」というわけにはいきません。子供たちには、競争や辛いことを頑張って乗り越えることで得られる達成感などを、身体で実感してほしいです。また、野球という団体競技を通じて、チームワークやスポーツマンシップも身に着けてもらいたいです。
最後に、お仕事について少し教えていただけますか
父の代からオーダーメイドワイシャツの製造販売をしています。中学2年生の頃に、綱場町から現在の奈良屋町に引っ越してきました。首回りや腕の長さなど、自分にピッタリ合ったワイシャツは気持ちがいいものですよ。何より、襟の形やカフスを自分の好みで選ぶことができます。お客様と一緒に、選ぶ楽しみ、作る楽しみを分かち合いたいと思っています。
仕事と野球に共通していることは、楽しむことが大切だということ。楽しみがないと面白くないし、何より続きませんから。もちろん、「ただ楽しい」ではなく、いろいろなことを乗り越えたうえでの「楽しい」ですけどね。
冷泉少年ファイターズ 部員募集
対象児童 博多小学校区および近郊に居住する小学生
(男女問いません)
活動日 火曜・木曜・土曜・日曜 17:00~19:30
(土曜・日曜は試合で遠征している場合もあります)
練習場所 旧冷泉小学校グランド(火曜・木曜)、博多中学校グランド(試合がない土曜)
入部方法 近くにいる保護者に気軽に声をかけてください。
※見学自由、体験入部も随時受け付けています※